難しい言葉ですが自宅や別荘、親から相続した土地など
不動産売却していく際に、非常に重要なことですので
何回かに分けてお話していきます。
【今回はシリ-ズ1】
そもそも不動産譲渡益とは、これが何なのかといいますと
簡単に言えば
自宅や別荘、相続した不動産などを売却した際に儲かった利益
のことです。
つまり、市町村や税務署などに儲かったらちゃんと税金払ってねというものです。
儲かったらということは、いくらで買っていくらで売れたのかが
明確に分からなければ、計算のしようがありません。
特にいつも問題になることが親から相続した不動産などです。
親が当時いくらで買ったのか、また当時の売買契約書など
どこにあるのかも分からないといった相談をよく受けます。
親から相続することが決まっている場合、
前もって調べて準備していないと
後からすごい金額の税金がきて、慌てることになります。
不動産を売却していくには、
このようなことをきちんとアドバイスしていくことが
重要になるのですが
ほとんど経験のない営業マンですとアドバイスどころか
自分もしらないといったことがよくあります。
本当にご注意ください。
話を戻しますが、
もし当時の契約書をなくしてしまった場合、
どうなるかといいますと
売却した金額の5%が当時買った金額となります。
たとえば、
「2000万」で売れた場合
5%ですと「100万」これが当時買った金額になります。
これを引くと「1900万」
ここから「諸費用200万位」を引いて
ざっくり1700万位が利益こんな感じですね。
こまかな諸費用や相続した場合の特例3000万
契約書類のかわりになるかもしれない
銀行通帳や当時の路線価などは別の機会に説明します。
今回はまず不動産売却する場合
自分で買った場合も相続した場合も
当時の購入した時の売買契約書は非常に重要ですので
ご用意をしておくことをお勧めします。
代表 中村 茂