2021-10-05
住宅ローンを返済中のマイホームを売却すると、ローンの残債は売却金で返済することになります。
仮に、ローンの残債より売却金のほうが少ないオーバーローンの状態だった場合、一般的には不動産を売却することはできません。
しかし、オーバーローンでも不動産を売却する方法があるのです。
今回は、そもそもオーバーローンとはどのようなものなのか、調べ方や不動産売却の方法とともに確認していきましょう。
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オーバーローンとは、ローンの残債が売却金を上回っている状態を意味します。
頭金なしのフルローンで物件を購入した場合や、購入してまだ間もなく返済が進んでいない場合は、オーバーローンになりがちです。
オーバーローンの状態でも不動産を売却したいと考えるなら、売却金だけでは足りない分を自己資金でローンを一括返済しなければなりません。
しかし一括返済できるだけの自己資金がないと、不動産売却は難しくなります。
不動産売却の前に、オーバーローンかどうかの調べ方を確認しておきましょう。
まずローンの残債については、金融機関から届くローン返済計画書や、残高証明書でローンの残債をチェックします。
次に売却額については、周辺の類似物件の価格相場(成約事例)を参考にすることで、マイホームがいくらで売れるのかの目安になります。
なお実際の売却価格がいくらになるのかは、不動産会社に価格査定を依頼して調べましょう。
同じエリアであっても、築年数や立地などさまざまな要因により売却価格は変化します。
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オーバーローンの状態では、残債を一括返済できる状況でないと不動産売却できません。
しかし借入先の金融機関から許可を得れば、任意売却と呼ばれる方法によって売却が可能です。
任意売却とは、なんらかの事情で住宅ローンの返済が滞ったときに、残債があっても抵当権を解除して売却する方法を意味します。
通常、住宅ローンの返済が滞ると最終的には競売にかけられてしまいます。
競売では、市場価格よりも低い金額で売却されるのが一般的なので、金融機関にとっても貸付金を回収できないリスクがあるのです。
任意売却なら、オーバーローンでも一般的な取引に近い金額で売れる可能性が高まります。
売却後に支払うお金は、ローンの残債だけでなく売却にかかる諸費用もあるため、任意売却を活用してできるだけ高値で売却し、少しでもローンの残債にあてるお金を増やしましょう。
任意売却をおこなうためには先述のとおり、金融機関の同意が必要ですので、オーバーローンの状態で不動産売却を検討しているなら、早めに金融機関に相談することをおすすめします。
なお売却金でも返済しきれない部分は、分割で返済する方法もあります。
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オーバーローンとはどのような状態なのかを調べる方法と、オーバーローンの状態でも不動産を売却できる方法をご紹介しました。
任意売却を活用すれば、自己資金が少なくてもローンを完済できる可能性が高まります。
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