駅近の中古マンションが売りやすい理由と高額売却の方法について解説！

立地は中古マンションの売却しやすさに関わる重要なポイントのひとつです。
なんらかの問題点を抱える物件でも、好立地にあることですぐに売却できるケースもあるでしょう。
今回は好立地のひとつである駅近の物件について、売却しやすい理由と高額売却の方法を解説します。
なかなか売れない場合の対策についても触れるので、中古マンション売却を検討している方はぜひ参考にしてください。

駅近の中古マンションが売却しやすい理由

駅近とはその字のとおり、駅に近い立地のことです。
明確な定義は存在しませんが、駅から徒歩5分以内の範囲にある物件を駅近物件と呼称するケースが多いでしょう。
基本的に駅までの距離が近いほど中古マンションの資産価値は高くなり、徒歩10分以内の物件は徒歩21分以上の物件に比べ売却価格が2倍になるというデータも存在します。
駅に近い物件が高額で売却できるのは、駅近の立地が生活に便利であり需要が高いためです。
駅近の物件は交通アクセスが良いため、学生や社会人など多くの層にとって魅力的に感じられるでしょう。

駅近の中古マンションを高く売却する方法

基本的に中古マンションは、築年数が経過するほど資産価値が低下します。
そのため、早く売りに出せばそれだけ高額で売却しやすくなるでしょう。
売却のタイミングを考える際は、市場の動向や季節のほかに、同じマンションでほかに売り出し中の物件がないか確認することも大切です。
同じマンション内に競合する物件があると値下げが必要になるため、その際は売却時期をずらすことをおすすめします。
また、内覧への対応も中古マンション売却においては重要なポイントです。
地域の魅力や生活環境の良さなど、住んでいるからこそわかる具体的な物件のメリットを直接購入希望者に伝えましょう。
売り出し価格を決める際は、値下げ交渉を想定して相場より少し高めの価格を設定するのも重要なテクニックです。

駅近の中古マンションが売れない理由と対処法

駅近のマンションが売れない理由としては、まず価格の問題が考えられます。
いくら需要が高い駅近の物件でも、相場より過剰に高い価格で売り出した場合はなかなか買い手が見つかりません。
また、駅近のマンションは駐車場がない物件が多いため、車を所有している方の候補から外れてしまう可能性もあります。
内覧の対応が悪い、付近に競合物件が多いといったケースでも、中古マンションは売れにくくなってしまうでしょう。
価格に関する問題は、相場を参考にして価格設定を見直すことで解決します。
駐車場に関する問題は、付近に月極駐車場があるかどうかを調べ、それをアピールすることで解決する場合があるでしょう。
内覧に備えて物件のアピールポイントをしっかり整理しておく、売却のタイミングをずらすといった対策も効果的です。

まとめ

駅近のマンションはアクセスが良好で利便性が高いため、資産価値が高く、買い手も見つかりやすい物件です。
適切な価格設定や売却タイミングはさまざまな要素で変動するため、高額売却を目指す際は不動産会社ともしっかり相談すると良いでしょう。
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